長寿の森 ぶながやの里

豊かな自然と平和 ぶながやの里

豊かな自然と平和 ぶながやの里

「ぶながや」は森の精。自然を愛し、平和を運ぶ…
大宜味村の里は「ぶながや」と共に暮らす、自然豊かな里です。多くの貴重な動植物が多く見受けられ、近年ではエコツーリズムの拠点として県内外からも注目されています。
人と人との『絆』や、人と自然の『調和』を考え、慈しみの『心』が息づく大宜味村で、あなたもぶながやと出会ってみませんか?

ぶながやの里

大宜味村は、総面積の約76%が森林に囲まれており、村民は豊かな自然と共生しながら暮らしています。
中央部山地は、ネクマチヂ岳、ボウジムイ、クガニ岳といった標高300mクラスの石灰岩の山々が役4キロにわたって連なり、散策道を歩きながら、いろいろな動植物や先人から猪から農作物を守るために築いた「猪垣」も見ることができます。

ぶながやの里
ぶながやの里

また、複雑な地形の河川も多く、低地部には水田が広がり、御嶽の森や渓流などの多用な環境に、さまざまな動物が住んでいます。
大宜味村には、沖縄の代表的な植物群落として国の天然記念物に指定されている「田港御願の植物群落」や県の天然記念物である「大宜味御嶽のビロウ群落」といった貴重な文化財をはじめ、国指定の天然記念物になっているケナガネズミやノグチゲラ等、動植物の貴重な固有種が数多く生息する「野生生物の宝庫」とも言われています。

ぶながやの里

ぶながやとは?

  • 大宜味の森に住む精霊。
  • からだ全体が赤くて、子供のように小さい。
  • 赤い髪をたらしている。
  • 赤い火を出したり、火のように飛んだりする。
  • 山や川や木の上でみかける。
  • 漁が上手で、魚やカニを食べる(魚は目玉だけ)。
  • すもうをとるのが好きである。
  • 木(薪)を持つなど人の加勢はするが、里には入らない。
  • 人なつっこく、自 追い払うことができる。
ぶながやとは?
ぶながやとは?
ぶながやとは?

ぶながやと友達になる方法

  • ぶながやの世界の要素である山や川や海や木や土や風や水や動物が好きであること。
  • ぶながやは自然そのものであるが、雷や嵐は恐がるし、大きな音はきらいであるので、大きな音はたてないこと。
  • ぶながやの心は清純そのものであるので、悪ふざけをしたり、何かの目的に利用しないこと(すればたちまちいなくなる)。
  • ぶながやは人の心を直観でき、心が優しいので童心でつき合うこと。
  • ながやは威張ったり、いい身なりをしたりはしないし、特に力があるのでもないが、どこかで出会ったら、顔笑みをなげかけるか、できたら手を差し出して握手をすること。同情する必要はない。そうすれば友達になれる。
  • ぶながやと友達になったら、邪心や策心や偽心や威心を捨てて真に豊かな発想を楽しむこと。そうすればぶながやは逃げたりはしない。
  • ぶながやの得意な漁を一緒に楽しむのもよい。また、取った魚をくれたりするので喜んでもらい、たまには一緒に食事をするとなおよい。

ぶながやの里宣言

私たちの大宜味村の森や川には、今ではここにしか生息しなくなった「ぶながや」が棲んでいる。
「ぶながや」は、平和と自然を愛し、森や川の恵みを巧みに利用し、時折私たちにその姿を見せてくれる不思議な生き物である。
第二次世界大戦以前は、沖縄のほとんどの村々で暮らしていた「ぶながや」たちは、激しい戦禍と基地被害、戦後復興の近代化に耐えきれず、かつてのふるさとを離れ、20世紀最後の安住の地を求め、豊かな自然と人々の肝清らさにひかれ、大宜味村に命を永らえるようになったという、希少種族である。
私たち村民はこれまで、戦争につながる一切を認めずにくらしてきた。それが平和な国際社会を築くことに大きく貢献していることにいささかの誇りをもち、その気持ちを21世紀に向け、内外に発信したいと考えている。それは「ぶながや」たちが、私たちに語ること無く教えてくれてきたことだと気づくようになった。
私たち村民は、村制施行90周年にあたり、「ぶながや」たちと生きてきたことに誇りを持ち、これからもこの大宜味村の豊かな自然の中で共生し、平和で文化の薫り高い豊かなむらづくりに取り組むことを決意し、ここに「ぶながやの里」を宣言する。

1998年7月24日 沖縄県大宜味村ぶながやの里宣言

ぶながやの里宣言
ぶながやの里宣言
ぶながやの里宣言

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